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トピックス:7リットル ワシントン型 エアメーター

7リットル ワシントン型 エアメーター

携帯に便利な軽量型で安定した測定値。

本測定器はJISA1128の規格試験を忠実に実行しうる測定器で生コンクリートの中の包内含空気量を圧力の減少によって測定するものであります。空気量は圧力計直読式で測定操作は簡単で測定値に安定性があり軽量で携帯に便利なことで工事現場はもちろん実験室でも広く使用されております。圧力計のブルドン管タイプベローズタイプいづれもJIS第一種の散水テスト基準をクリアーする防滴構造となっており、圧力計ケース裏面にはブローアウトディスク(防爆栓)を備えており安全対策を充分考慮してあります。

摩耗を長期間防止するグラビティ鋳造の導入。

7リットルワシントン・エアーメーター本体の鋳造過程におきまして長年に亘り研究を重ねてまいりましたが、この程新しい鋳造方法としてグラビティ鋳造を導入したことにより上蓋フランヂにクランプネジ先端部の当て盤として特殊なブッシュを鋳込む技術を開発しクランプネジの締め付けによる上蓋フランヂ当たり面の摩耗を長期間防ぐ設計になっております。(P.A.T申請中)製品につきましては圧力計(Iのベローズ型グリーン系)(IIのブルドン管型ブルー系)が一見して識別できるよう、2種類の色分けで外観塗装仕上げになっております。尚、加圧レバーにはソフトタッチの破覆加工を施してあります。

特殊なブッシュ・・・

特殊なブッシュ

弊社のエアーメーターはクランプの締込み操作による計量のバラツキが全くありません。上蓋裏面に取付けてあるストッパが計量鉢平面に均等に当たる様4ヶのクランプを充分に締めつけて下さい。内部容量が常に一定に保たれ正確な測定ができる様設計された弊社独自の製品です。

圧力計ブルドン管型とベローズ型の比較

ブルドン管式圧力計の特徴

ブルドン管とは丸い金属のパイプを楕円又は扁平に成形し、その成形品を丸く円のように成形したものをブルドン管といいます。

ブルドン管の一端を止めて外から圧力を掛けると楕円になったパイプが元の丸いパイプの状態に戻ろうとして外方向に動きます。この遍位を拡大機構で拡大し指示針にて表示します。圧力計のブルドン管は素材を厳選して性能の良い遍位の多く取れるリン青銅の引抜パイプを使用し拡大機構のピニオンの径を多く、各部品の軽量化を計り指針の動をスムースに動くよう設計されております。圧力計はブルドン管と拡大機構の内機とで構成されておりブルドン管内機は特別仕様の部品を使用しております。

ブルドン管式圧力計
仕 様(スペック)
型 式 LC-615A(ブルトン管型)
セット内容 突棒(φ16×520mm) 各1
ストレートエッジ(30×25×t5mm)
メスシリンダー100ミリリットル
ゴムスポイト60ミリリットル
キャリブレーションパイプ

ベローズ式圧力計の特徴

ベローズ式圧力計はブルドン管の代わりにベローズを使用し圧力が掛かるとちょうちんのように圧力の掛かった方向に縮み圧力が減少するとベローズが延びて元の状態に戻ります。

動の方向はブルドン管は円の外側方向に動き、ベローズの動は上方向に動きます。ベローズ式の最大の特徴は、ブルドン管に比べてトルクが大きく取れることで、拡大機構の摩擦抵抗やブルドン管の扇形のセクター指針など、多少でも重量のあるものは地球の重力により下方向に力が掛かり、その重力と大きな摩擦抵抗で計器のスムースな動き妨げるため、動かす時は大きなトルクを必要としますが、ベローズ式はトルクが大きく取れることにより摩擦や抵抗に負けないで正確に、またスムースな動きをするのがベローズの特徴であります。

ベローズ式圧力計
仕 様(スペック)
型 式 LC-615B(ベローズ型)
セット内容 突棒(φ16×520mm) 各1
ストレートエッジ(30×25×t5mm)
メスシリンダー100ミリリットル
ゴムスポイト60ミリリットル
キャリブレーションパイプ

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